生きものとして生きるということ

中村桂子

撮影:薮崎 めぐみ

「どう生きるか」という問いは、人類の歴史上、幾度となく繰り返されてきたものでしょう。しかし今ほどこの問いが、切実になったことはないのではないでしょうか。暮らしの基盤たる共同体が解体し、宗教もかつての力を失った現代、多くの人びとが何の支えもないまま、競争と自己責任の日々を余儀なくされています。私たちはいったい何を間違えてしまったのでしょうか。そして、本当に生きるとはどういうことなのでしょうか。ゲノムを基本に生きものの歴史と関係を読み解く「生命誌」の創出者、中村桂子先生にお聞きしました。

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