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1. 天動説と神
――まず最初に宇宙観の変遷(へんせん)というか、人間が宇宙をどういうものとして見てきたかということからお聞きしたいんですけど。天動説ができたのは、人々がキリスト教的な価値観で宇宙を見ていたということなんでしょうか。地球は神がいる場所だから宇宙の中心で、その周りを太陽や星が回っているといったような。
2. 宇宙は泡でできている
――宇宙でなにが起きているのかというのは、ぜんぜん想像もつかないんですけど、どういう風に考えていくものなんですか。
4. 「ある」とはどういうことか
量子論が言うような、マイナスのエネルギーの物体が現実にあるかないかってことは、実際には分からないわけです。定義からして見えないから分からないんだけど、そういう仮説で基本的なモデルを立てて、それですべての現象が過不足なく説明できるんだったら、それはあるということにしませんか、と。
5. 宇宙人のいる星
――天の川っていうのは、私ちゃんとわかってないんですけど、銀河系が見えているんですか。